北海道 他エリアを選ぶ
しゅふきたは主婦の「働く」を応援する北海道の求人情報サイト 旭川
メニュー
閉じる

働く主婦のリアルボイス 働く主婦のリアルボイス|児童会館でのお仕事【太平小ミニ児童会館】

2019年3月11日 公開

インタビューしたのは/轟木美枝さん(43歳)
ご主人と小学6年の息子さん、小学3年の娘さん、義母と同居する5人家族。平日14:00〜18:00の時間帯を基本に、週19時間勤務する。子育てがひと段落したことを機に、子育て経験を生かした仕事に就きたいと思ったのが、働き始めたきっかけ。

無資格&未経験だったけれど、子育て経験を生かせる仕事にチャレンジ。不安だったけれど、一歩踏み出して良かった!

最初は不安だらけからのスタート。
事務の仕事しか経験はありませんでした。結婚・出産後も、ほんの少しだけ事務の仕事をしたこともありましたが、長期では働いておらず…。周りのお友達が働き始めたり、子育てがひと段落したこともあって、私も働こうかなと思ったんです。経験があった事務の仕事も考えましたが、7〜8年ほどのブランクがあったので、パソコン操作などの不安もあり。「子育ての経験を生かして、子どもと関わる仕事に就きたい」と思いましたが、特に関連した資格も持っていなくて。そんな時に資格がなくても働ける児童会館の求人募集を、たまたま「しゅふきた」で見つけたんです。「保育士などの資格がなくても子どもと関われる仕事があるんだ!」と興味を持って応募したのが、児童会館で働き始めたきっかけです。
やったことのない仕事なので、正直「ちゃんとできるかな?」「人間関係はどうなのかな?」といった不安ばかりでした。でも「入ってみないとわからないし、なんとかなるかな…」と、思い切って一歩踏み出してみて1年半が経ちました。いざ飛び込んでみると、そんな心配は無用だったとわかり楽しく働いています。子どもが好きで働いている人は、楽しい方ばかりなんですよね。
不安な初日は、子どもたちから話しかけてくれました。
「太平小ミニ児童会館」の現在のクラブ員は107名。毎日約70名の子どもたちが集まります。私の仕事は、指導員の方の補助担当として、子どもの安全を見守りながら一緒に遊ぶことです。小学校の体育館でバドミントンをしたり、1年生に本の読み聞かせをしたり、破れてしまった本を修理したり…。具合が悪そうな子がいたら熱を計ったりすることもあります。
仕事を始める際は、救急法やパートの役割、広い視野で見守るための立ち位置などについて研修を受けました。とはいえ初日は不安からのスタート。でも、子どもたちの方から近づいてきてくれるんですよね。「新しい先生が来た!」って。緊張していたので、話しかけてくれることがありがたかったことを覚えています。まずは名前を覚えることから始めました。名簿をいただいて、「お名前聞いてもいい?」って声をかけるんです。覚えきれずに何度も聞いてしまうと、イヤな顔をする子もいましたけれど、「もう1回聞いちゃうかもしれない!」って言いながら。そういえば初めの頃は、うっかり自分のことを「ママ」って言っちゃうこともよくありました。
成長の様子を近くで感じられることが醍醐味。
子どもは想像力が豊かなので、いつも感心しています。ひらがなが読めなかった子が、いつの間にかカタカナまで読めるようになってスラスラと本を読んでいることに気づいたり。子どもたちの成長を近くで見られることが、この仕事の醍醐味です。自分の子どもにはついつい「勉強!勉強!」って言いがちなのですが、児童会館の子どもたちには、のびのびと遊んでほしくなっちゃうのは何故でしょうか…。自由に遊びながら、人間的に成長してほしいと思うんです。もちろん自分の子どもとは違い、他人様の大切なお子さんをお預かりしているので安全には気を配ります。我が子への接し方とは違うことも多く、どう接するのが良いか悩むこともあります。子ども同士のケンカの際は、双方の話を聞きながら落ち着くまで待ち、お互いが納得して仲直りできるよう心がけています。原因がわからないけれど、数日間怒っている子どももいました。理由を聞いても黙っているので、どうしようか悩んだ結果「握手しようか」って声をかけてみたら、「ギュッ」と握手をしてくれて。おかげで仲良くなりましたが、その時は涙が出ました。児童会館は子どもにとっての楽しい場所でありたいですし、毎日気持ちよく家に帰ってほしいと思いながら仕事と向き合っています。
また、指導員の方の読み聞かせはとても勉強になります。図書館で本を借り、練習代わりに自分の子どもに読み聞かせすることも。「こっちの本の方がいいんじゃない?」なんてアドバイスまでしてくれて。未経験の仕事ではありましたが、思い切って挑戦して良かったと感じています。子どもたちから元気をもらい、私まで元気になって家に帰れるから。仕事でありながら、自分自身ものびのび過ごさせてもらう毎日を過ごしています。

子どもと一緒に体を動かしてくれる「運動担当」。
外遊びの時は「美枝先生!」って呼ばれています。

美枝先生は、生き生きとしていてとっても明るい方。運動が得意で、子どもと一緒に体を動かしながら見守ってくれる先生です。パートの方は、元教員や事務職のご経験がある方まで、さまざまな経歴を持つ方が活躍していらっしゃるんですよ。子ども相手の仕事ですから、「子ども好き」ということが大前提にはなりますが、資格や子ども関連の職歴がなくても、子育てのご経験を生かせるお仕事だと思います。自分の子ども以外の、大勢のお子さんの成長を間近で感じられることがなによりの魅力。情報交換やスキルアップのための研修があるほか、キャリアアップの制度もありますから、「子どもが好き!」「子育て経験を生かした仕事がしたい!」という方をお待ちしています。
館長/中野潔明さん

公益財団法人 さっぽろ青少年女性活動協会 太平小ミニ児童会館

小学校1年生から6年生を中心とした子どもたちが、放課後や土曜日、長期休みに来館する札幌市の公的な児童会館です。パートスタッフの方は指導員とともに子どもを見守り、一緒に遊んでいただきます。
札幌市北区篠路1条2丁目6-20 
TEL.011-214-0002

働く主婦のリアルボイス

最新記事5件

子育ての大変さ、持病のつらさにも理解のある「神職場」【フードD365虹ヶ丘食彩館】 2024年2月26日 公開

産後6カ月の時にフードD365虹ヶ丘食彩館でパートをスタートした斉藤さんにお話を伺いました。

子育て中の働きやすさが抜群!成長にもつながる職場です。【株式会社北海道銀行】 2023年8月31日 公開

北海道銀行手稲支店で9時30分〜13時のパート勤務をしている山本さんにお話を伺いました。

子どもたちの笑顔に元気をもらっています!児童会館で働くママさん座談会【青少年女性活動協会】 2023年2月27日 公開

児童会館で働くママさん3人が、仕事で感じていることなどをリアルに語ります。

定年まで!温かい仲間と働きやすさが魅力です。【損保ジャパンキャリアビューロー】 2023年2月6日 公開

損保ジャパン札幌カスタマーセンターのオペレーターとして活躍する三國さんにお話を伺いました。

個人作業で終了時間も明確。4時間半続けて働ける主婦向けの仕事です【北海道クリーン・システム株式会社】 2022年5月30日 公開

平日に3日間ほど10:00〜14:30の時間帯でホテルの客室清掃を行う菊地さんにお話を伺いました。