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私のシゴト探しSTORY 主婦の仕事探しにまつわるさまざまなストーリーをご紹介。私のシゴト探しSTORY【西山さんの場合】

2020年6月8日 公開

インタビューしたのは/西山明子さん(49歳)
ご主人と、小学校5年生・高校2年生の娘さんの4人暮らし。短大卒業後は土木会社に勤務して事務を担当。結婚を機に退職し、派遣で通信設備会社の事務に転職。出産後しばらくは会社勤めをお休みしていたが、「社会とつながりを持ちたい」という思いから、子どもと一緒に参加できる多言語サークルで活動。「そろそろ働こう」と思った43歳の時に水産会社でデータ入力をする仕事に就いた後、現在勤めている保険会社で事務補佐を担当している。

娘の留学資金を準備するため、転職を目指して情報収集しています。

女性スタッフが多くて働きやすい職場です。
今は保険会社にパート勤務し、郵便物の仕分けや電話の応対、データ入力などを行う事務補佐を担当しています。保険金を計算してお支払いするための情報をデータ化したりお支払い処理のお手伝いですから、個人情報を扱う点がもっとも気を遣います。朝9:30〜14:30まで勤務し、土・日・祝日はお休みです。この会社との縁は、以前勤めていた会社が事務所を閉鎖することになって仕事を探していた際に、この職場で勤めていた知り合いから「求人募集が出ていて、とても働きやすい職場だよ」と教えてもらったことがきっかけです。まったく経験がない業種だったので不安もありましたが、信頼している方からのおすすめだったのでチャレンジしてみることにしたんです。この会社の良い点は、いろいろありますが…。ひとつは、さまざまな業務がシステム化されていてお休みの希望もパソコンから申請できること。急なお休みは別として、誰かにお伺いを立てずに休める気楽さがあります。また、女性スタッフが7〜8割で、育児休暇や時短勤務といった制度が整っていることですね。私と同年代の方も多いので、話が合うものうれしいです。過去に勤めてきたのが昔ながらの会社だったこともあって、ビルや共用スペースなどの環境がきれいに整っていたり、パソコンを立ち上げることがタイムカード代わりになっていたり、社員食堂があることなどのすべてが「恵まれている!」と感じてしまうんです。
育児中も社会とつながりたくて参加した多言語サークル。
子育て中心の生活をしている時は、仕事から離れていました。でも、社会とのつながりを持っていたかったので、子どもと一緒に活動できる多言語サークルに入ったんです。子どもから高齢の方まで幅広い年代の方が参加できるサークルで、いろんな国の言葉を学んだり、来日した外国人をホームステイで受け入れたりする活動です。昔の近所づきあいみたいな感じの集まりで…。特に外国語が得意だったわけではないのですが、人とつながっていたい、旅行が好きだから話せるようになりたい、そんな思いから参加した活動でした。でも結果的に、仕事のブランクがあっても、この活動で会員さんに電話をかけたり、資料作成をしたり、ポスターを貼っていただくために施設を訪ねたりしていたことで、抵抗なく仕事復帰できた気がしています。ちなみに初めてホームステイで受け入れたのは、フランス語を話すアフリカ人。これまで15カ国くらいの方をお招きしましたが、外国の方と交流すると、自分が一方的に想像していた国のイメージとは違うことに気づきます。その人を通して、その国の姿を教えてもらえるんです。アフリカ、スイス、アメリカ、台湾、マレーシア、韓国、イタリア…、いろんな国の人と交流しました。上の娘が生後4カ月くらいの頃からこの活動をしていますが、娘も海外に興味を持つようになり、今は留学プログラムに申し込みをしていて。じつは1年ほど前に「留学したい」と娘が言い出したんです。最初は「長期は無理だけど短期だったらいいよ」ということで、短期の留学に送り出したんですね。そうしたら、改めて長期の留学を希望するようになって。よくよく話を聞いてみると、本人にはきちんと将来のビジョンがあった上での留学希望であり、「無理」という言葉で可能性を潰してしまうのはいけないと考えるようになったんです。そこで留学費用を貯めるために、今よりもっと稼げるお仕事がないかなと思って求人情報をチェックし始めたところなんです。
少しだけ辛抱してがんばれば、いつか仕事に慣れるはず。
転職先として気になっているのは、誰かの役に立つ仕事。介護や福祉系の人の役に立つ仕事などですね。今でこそ、この職場にすっかり慣れた私ですが、入社当初をふり返れば、会社の扉を開ける時にキリキリお腹が痛むほど緊張していました。扱っている情報が個人情報やお金に関係することだけに、「間違ってはいけない」というプレッシャーもありましたし、厳しいと感じる場面もあったんです。何度か紹介してくれた知り合いにも相談しましたが、その都度「仕事は、絶対に慣れるものだから、3年やってごらん」って言われたんです。本当にその言葉通りで、続けていると緊張しないで働ける日が来るんですよね!時が経つと、辛かったことすら忘れてしまうのですが…。きちんと仕事を覚えて「頼られる人になろう」「信頼してもらえる人になろう」と心がけながら仕事をしていくうちに、気づけばお腹が痛くなることもなくなっていました。誰でも最初は緊張しますし、いつか必ず仕事に慣れます。ちょっと勇気を出して新しい仕事に飛び込んでみる、もうちょっとがんばってみる気持ちってやっぱり大事なものですね。

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