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私のシゴト探しSTORY 主婦の仕事探しにまつわるさまざまなストーリーをご紹介。私のシゴト探しSTORY【今野さんの場合】

2021年2月1日 公開

インタビューしたのは/今野真里子さん(56歳)
ご主人と高校3年生の息子さん、独立したふたりの息子さんとの5人家族。人と話すことが大好きなので、主に飲食店の接客業を中心に仕事をしてきた。いろんな経験がしたいという好奇心から、仕事をしている時期も常に求人情報はチェック。子どもたちもすっかり大きくなり、最近は小さな子どもに関わる仕事がしてみたいと気持ちも変化。ただいま、新たな仕事を探し中!

3人の息子も大きくなって手が離れた今、小さな子どもと関わる仕事がしたくなりました。

人と関わることに興味いっぱいのミーハータイプなんです。
結婚後に働き出したのは、ちょうど次男が小学生になった頃でした。友達から誘われてケーキ屋さんで働いたんです。接客の仕事がとても楽しい経験だったので、弾みがついてラーメン店や居酒屋と、次から次へ接客の仕事をやってきました。一度働き出すと、家にずっといることに後ろめたさを感じてしまって。少しでもお給料をもらって自分のお小遣いにしたり、洋服を買ったり、友達とランチをしたりしたいなと思うようになりました。働くことで、いろんな人と知り合えることも自分の財産になりますしね。接客の仕事を経験していくうちに、オープニングスタッフの求人情報に目がいくようになりました。私の場合は、すでに店の仕組みや人間関係が出来上がっている職場よりも、これから新しく作り上げていく場の方が合っている気がするんです。飲食業は店長もスタッフも若い方が多いので、年齢を重ねるほどそう思うようになりました。もともと好奇心旺盛で、人と関わることが好きな性格だったこともあり、子どもの学校のPTA活動にも積極的に参加しました。学校行事のバザーやお化け屋敷とか大好きなんです。いろんなママ友がいますけれど、その方たちをつなげていくことも好きですし、やる人がいなくて困っている先生を見るとどうにも放っておけなくて。他にも、子どもたちは劇団やタレント養成所のようなところに所属していたので、私も登録してCMに出たりエキストラをやってみたり。とにかくミーハーなんです。まるで子どものマネジャーのように舞台やライブの衣装探しをしていたのも、子どもに関わっていられたことがうれしくて楽しいからでした。思えば40代くらいまで、知り合いに「今野さんっていつも忙しいよね」って言われるような毎日を送っていましたね。
好奇心旺盛な反面、苦手なことも。コロナ禍で新たなストレスにも気づきました。
好奇心旺盛で人と話すのが好きという反面、テレホンアポインターのように直接お客様と顔を合わせない仕事や、料理の注文を機械で操作するような細かい作業は苦手です。顔を合わせていれば表情から相手の気持ちを汲み取って対応することもできますが、電話口で厳しい対応をされたり、注文の操作を誤って違うメニューがお客さんの元に出てしまったりすると、ひどく落ち込んでしまう面もあるんです。もっとおおらかに仕事できればよいのですが…。あとは私の手湿疹ですね。料理を作ったり、お皿洗いする厨房の仕事もいいなと思うのですが、手湿疹は水仕事をすると悪化しがちで。何か資格を持っているわけではないので、私に何の仕事ができるのかなと考え始めると、やってみたいこととやれることの狭間で堂々めぐりになってしまいます。コロナ禍で新たに気づいたこともありました。以前働いていた飲食店の店主は、店が比較的コロナの影響を受けていないこともあって感染対策に無頓着な方でした。私は公共交通機関を利用して通勤していたので、人の咳払いにさえハラハラしたり、お客さんが口を拭いたり鼻をかんだティッシュペーパーを捨てることも不安だったんです。なのに、気づけば店主がマスクを外していたりして。自分でマスクや消毒液を持参して店の衛生管理をしていましたが、コロナ禍では職場全体が同じテンションで感染対策する環境でないとストレスになるのだなと感じました。
子どもと関われて、自分に合った仕事が見つけられたらうれしいですね。
子どもたちがすっかり大きくなった今、小さな子どもに関わる仕事がしたいと思うようになりました。でも、保育士の資格があるわけではありませんし、年齢的にこれから資格を取ることにも尻込みしてしまいます。「札幌市ファミリー・サポート・センター事業」の提供会員に登録したこともありました。講習会を受けて、日常預かりの「さっぽろ子育てサポートセンター」と、緊急時、病児・病後児預かりの「札幌市こども緊急サポートネットワーク」に登録したんです。小さな子どもを育てるお母さんの気持ちは痛いほどわかるので、とてもやりがいを感じましたし助けてあげたい気持ちもありました。ご指名いただくこともあってとてもありがたかったのですが、別の仕事をしていると急な依頼に対応できないこともあって。やるからには万全の体制にしておきたいものの、私の状況では難しかったこともあって一旦辞めました。その後、本州の会社が運営しているシッターの仕事もやってみたんです。資格がなくても、利用者の方のご自宅でお子さんの面倒を見たり、保育施設で保育士さんのサポートができるお仕事でした。ここ数年は、こんな風に子どもと関わる仕事に挑戦しつつ、接客の仕事もしながら過ごしてきました。今は、仕事を探し中です。子どもに関われるかなと思って子ども服店やカフェの求人に応募していますが、年齢が引っかかるのでしょうか、残念ながら採用にはつながっていません。最近、友人から児童会館の仕事を勧められているんです。元気いっぱいの小学生を相手にできるか、ちょっぴり腰がひけていますが気になっていて。子どもと関わる仕事は、元気をもらえそうだなって思うんです。

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