
▲同僚や先輩はかつて長女の育児でお世話になった保育士さんでもあり、公私ともに厚い信頼を抱いているそうです
ーでは、こどもカンパニーには愛着も感じているんですね
先生たちの温かさや一生懸命さもそうですが、子どもたちが主体的に発信できる環境をつくり、そうして出てきた疑問や興味を先生たちがしっかりと拾いあげ、保育に反映していく。そんな姿勢に、一人の母親としても共感しています。自分もここに助けられた経験から、親になってもキャリアを継続したい人たちを支援できる保育園として、助けになれたらと思うんです。
ー先輩ママとして、これから働こうと思っている方へアドバイスをお願いします
育児と仕事を両立できるって、幸せなことなんですよね。私自身、子どもに仕事をネガティブなものだと思ってほしくなくて、仕事は楽しいことだと伝えたい。そう思って、子どもにも仕事の話をするようにしています。立場上、家にいても仕事をしなければいけない時があるんですが、そんな時は「お客さんが困っているから今すぐメールを送って安心させてあげたい」とか「一回だけ電話しないといけない」とか、分かりやすく説明すると協力してくれるんです。きちんと隠さずに理由を伝えることが大切かなって。おかげで今は応援してくれて、「お仕事頑張ってね」と手紙をくれたこともありました。
ー泣いちゃいますね(笑)
育児しながらの仕事は大変な時もありますが、子どもにかっこいい姿を見せられるよう前向きに取り組むことで、子どもも仕事を肯定的に捉えてくれるようになると思います。