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○○ママの好きなこと・大切なこと バランスボールでママの元気と笑顔を!|大森紗代さん

2025年7月4日 公開

バランスボールインストラクター
大森紗代さん

バランスボールインストラクターの大森紗代さんは、8歳と4歳の姉妹を育てるママ。ハツラツとしたとした笑顔が印象的ですが、産後の体調不良が原因で暗い日々を送っていた過去もあったそうです。「バランスボールが、私に自信を与えてくれた」と話す大森さんに、バランスボールを始めたきっかけやインストラクターとしての活動、これからの夢などを伺いました。

Contents

1.ひとつの連絡が人生を変えることに
2.インストラクター資格を取得!
3.肩の力が抜けて子育てがラクに
4.夫婦でバランスボールの魅力を発信

ひとつの連絡が人生を変えることに

ーバランスボールとの出会いを教えてください

2017年に長女を出産し、初めての子育てで思うように外出できない日々を過ごしていました。このままじゃだめだと思い、近くの子育て支援センターに行ったりしましたが、なかなか他のママに打ち解けることができなかったんですよね。そこで、自分で交流できる場を作ろうと、2019年にママたちが気軽に交流できるコミュニティ「ママグランデ」を立ち上げたんです。

ー色々活動をされてきていたんですね

そうなんです。「ママグランデ」では、パン教室や食育の先生などを呼んでイベントを開いていたのですが、そんな中で出会ったのがバランスボールエクササイズの先生でした。

ー思いがけない出会いだったんですね

その頃は働きながらコミュニティを運営していて、長女は3歳。次女はお腹の中にいました。妊娠中は、バランスボールの上で弾むことはできないので、座っただけだったのですが、それでも何かピン!と来るものがあったんです。

ー何にピン!ときたんですか?

私、長女を出産してからずっと身体がボロボロだったんです。次女を妊娠してからもそれは変わらなくて、子育てを楽しめず、夫にイライラしてしまうことも…。運動不足だとも自覚していましたが、プールやジムなど外にでて運動するのは小さい子がいると無理だと思っていて…「バランスボールなら、家でも運動できる」と思ったんです。

インストラクター資格を取得!

▲レッスン風景のご提供写真予定

ーでは次女を出産後、バランスボールを習いに?

いえ、インストラクターになろうと(笑)。バランスボールの先生から「ヨガのインストラクターはたくさんいるけど、バランスボールのインストラクターは、北海道ではまだ少ないよ」と言われていたんですよね。私がインストラクターになれば、バランスボールの魅力を伝える活動もできると思って。3ヶ月のセミナーを受講し、資格を取得。2021年からバランスボールインストラクターとしてのキャリアをスタートさせました。

ーお仕事は?

資格取得後に退職しました。家から離れた職場だったので、子育てしながら働くのが大変だったのもありますが、がむしゃらに自分のやりたいことに挑戦してみたくなったんです。その後は、レッスン開催に向けて、SNSアカウントを作ったり、次女の保育園入園や個人事業主の届けを出すなど、慌ただしく過ぎていきました。

ーどんなレッスンを?

音楽に合わせて、バランスボールの上で弾むんです。そうすると自然と有酸素運動ができて、体幹を鍛えることができます。私のレッスンはママメインなので、子どもたちの長期休みを避けるためにレッスンを3ヶ月スパンで区切るようにしたところ、徐々に生徒も増えていきましたね。今はレッスンの他にも、商業施設でのイベント出演や、インストラクター養成資格の取得もしています。

肩の力が抜けて子育てがラクに

▲レッスン風景の写真予定

ー活動していて、嬉しいことはありますか?

3ヶ月レッスンを希望するママが多いので、レッスンの終盤になってくると「すごく良い3ヶ月でした」「レッスンに来れなくなるのが寂しい」と言ってくれるのが、私のやりがいになっています。

ー逆に大変なことは?

生徒の集客も大変ですが、子どもの体調不良にもドキドキしますね。子どもが少し風邪っぽいなと感じたら、「明日のレッスン開催できるかな」と心配になってしまう部分も正直あります。夫が看ていてくれる時もありますが、どうしても難しい場合は生徒のみなさんへ理由を話して、レッスンを中止したことも。この葛藤は、働くママに多そうですよね。

ー働くママの大多数が経験したことがあると思います。

でも、バランスボールを始めて肩の力を抜くのが上手くなったように感じているんです。それまでの私は「こうしなきゃ」と思うことが多かったんですよ。自分で起業して、たくさんの方と出会ったことで、いろんな考え方を学ぶことができました。
それに、子どもに対しても「そんな考え方があるんだ」と受け止めることができるようになりましたね。次女が、髪を自分で縛りたいと言って、変なヘアースタイルになっていても、笑顔で「行ってらっしゃい!」と言えるようにもなりましたから(笑)。昔の自分だったら「ちゃんとしなきゃ」と、受け止められなかったかもしれません。

夫婦でバランスボールの魅力を発信

ーインストラクターとしての原動力は?
目の前にいるママが元気になっていく姿を見ることができるから、私も頑張れるんだと思います。あとはビジネスとして、バランスボールが広がりをみせていくことにも面白さを感じる部分がありますね。
ービジネスとして?
これから企業に向けて、従業員の福利厚生としてバランスボールレッスンの導入提案していこうと考えているんです。会社にいる時間って長いし、デスクワークで座りっぱなしという方もすごく多いじゃないですか。そこで20分だけバランスボールに乗って、呼吸を整えて、頭を空っぽにする時間があれば、身体にも仕事にも良い影響があるはず。今までは私がプレゼンしていたのですが、最近夫が仕事を辞めて営業活動を担当してくれることになりました。
ーすごいですね!

バランスボールを始めて、家族仲も良くなったように感じますね。昔は夕方の家事も「今日やらないと」と思って、クタクタになりながら終わらせていましたが、今は、バランスボールのおかげで体力もついたので、明日の自分に「よろしくね!」と任せてしまうことも(笑)。これは、バランスボールが私にくれた自信だと思っています。
ーありがとうございました!

バランスボールインストラクター
大森紗代さん

大森紗代さんInstagram:@sayo_mamabb