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働く主婦のリアルボイス 働く主婦のリアルボイス|不動産会社での営業事務【七緒ホーム】

2019年4月15日 公開

インタビューしたのは/武井さやかさん(30代)
ご主人と3歳半の娘さんの3人暮らし。七緒ホームで働き始めて3年目。未経験から飛び込んだ不動産業界だったが、営業事務として働きながら、昨年、宅地建物取引士の資格を取得。月曜〜金曜の9:00〜16:00の時短勤務中。

不動産業界なのにお母さんが多い職場。お客様にとっては話しやすい存在なので、想像以上に、主婦感覚が生かせる仕事です。

魅力を生かして活用する「土地売買」の仕事。
当社は、未活用の空き地を見つけ、土地所有者の方に活用法のご提案をして売買する、土地専門の不動産会社です。戸建て用の土地をメインに、中古のアパートなども手がけているので、お客様として接するのは、空き地の所有者の方、そして土地の売り先となる個人の方やハウスメーカーさんなどになります。そのなかで私は、主に営業事務と土地調査などの仕事を担当。社内の担当者が契約してきた土地に関して道路や水道管の位置、周辺環境といった土地の詳細を調査したり、住宅地図を見たり住宅地を歩いて空き地探しをすることもあります。空き地があっても、所有者はもちろん、土地の中身がどんな構造になっているかは調べてみないとわかりません。また、地図で見つけた土地を実際に見てみると、想像以上に高低差があったり、所有者の異なる土地がパズルのように組み合わさっていたり。魅力的な空き地を探して活用法を見つけるには、足で情報収集する必要があるんですね。調査をするために、市役所や法務局に行って土地の情報収集をすることもあります。おおまかに言えば、空き地をお売りになりたい方と、土地や家が欲しいというお客様をつなぐ仕事といえます。
入社前の私にとっては、完全に未知なる業界。もちろん資格もありませんでしたし、「不動産業界=あやしい業界」なんてイメージすら持っていたので、最初は右も左もわかりませんでした。でも仕事を探す際に「長く働きたい」と考えていたので、キャリアを重ねることでステップアップできる業界に入りたいと思ったんです。
初めての就職先は航空自衛隊でした。
社会人のスタートは、18歳で地元を出て航空自衛隊に入隊し、25歳までの7年間、千歳基地に勤務していました。外の世界も見てみたいという気持ちから、福祉関係の資格を取得するためのスクールに転職。当時のヘルパー資格や、介護福祉士の資格取得を目指して学ぶ生徒さんの相談を受けたり、就職支援を行ったりするコーディネートの仕事をしていました。その後制度の改定などを機に、一般事務職に転職しましたが、この職場では事務職は契約社員のみの構成で、産休制度がなく、妊娠・出産を機に退職しました。専業主婦になるつもりはなく、出産後も早く保育園を見つけて仕事に復帰しようと決めていました。
しかし子どもが小さいうえ、夫婦ともに実家が遠く、頼れる親族が近くにいない状況だったので、札幌市のファミリーサポートに登録し、「子どもの体調不良で、どうしても対応しきれない時以外は、バリバリ働かせていただきます!」と、置かれた状況と気持ちを正直に伝えたところ、それを受け止めてくださったのが「七緒ホーム」でした。面接後に職場を見せていただき、「お母さんがたくさんいる職場」という印象を受けたことも、「ここで働きたい」と思う気持ちをあと押ししてくれましたね。
資格や知識を生かし、長く働いていきたい。
最初は不動産用語もわからないので、先輩社員と会話するたびに「どういう意味ですか?」と口をはさみながら教わりました。土地の境目には頭が赤く塗られた「境界標」というコンクリート製の目印があるんですが、これを確認することを「石だし」とか「石ほり」って言うんです。そんな言葉の一つひとつを、実体験しながら覚え、丸1年経った頃からなんとなく全体の業務が見えるようになってきました。この仕事は、お客様と自分たちを守るための法律や契約が関係しますし、扱う金額も大きいので不安やプレッシャーもありました。でも、人が生活していくうえで「住む土地」は必ず関係してくるものですから、知識があることは自分にとってのメリットも大きいと感じています。
子どもが肺炎で入院してしまったときは、お休みをいただいて付き添いましたが、病後は札幌市のこども緊急サポートネットワークを利用するなど、いろんな方のお力を借りて乗り切りました。ただ、頑張りすぎると続かないので「今日は疲れた!」なんて日は、保育園のお迎えついでに娘と一緒にお弁当を買って帰ることもありますよ。
土地売買の業界は、知識や資格があれば自分が扱える仕事がもっと増えると感じ、一念発起して「宅地建物取引士」の資格を取得しました。子どもを寝かしつけてから夜中に勉強する生活は大変でしたが、資格のおかげで重要書類が作成できるようになったり、お客様対応で土地にまつわる詳細など、お答えしたりと内容も広がりました。今は第2子の出産を控えていますが、早く産休・育休から復帰して、正社員を目指して働いていきたいです!

武井さんはまじめで慎重な方。
好奇心と向上心をもって仕事に取り組んでいます。

「不動産業界」というと、戸建て住宅やマンション、賃貸アパートなどをイメージする方が多いと思います。不動産といっても、当社が扱っているのは「土地」。一見、地味なものではありますが、造り替えできる建物と違って、長く、子どもの代へも繋がる大きな資産といえます。一般的に男性が多い業界ですが、多くの情報収集が必要な土地を扱っているだけに、お客様に対してのきめ細やかさや馴染みやすさ、土地周辺の方からの情報収集といった「主婦力」を発揮できる分野でもあります。見知らぬ人とおしゃべりができる、いわゆる「主婦感覚」が役に立つ仕事です。資格や業界経験の有無は問いませんが、武井さんが取られた「宅地建物取引士」の資格は、ずっと生かせるものですし、仕事の範囲を広げてステップアップする足がかりにもなります。武井さんは、お客様へ与える印象も良く仕事に対してまじめに向き合う方なので、トップセールスマンを目指して長く働いて欲しいと期待しています!
代表取締役社長/髙橋淳浩さん

株式会社 七緒ホーム

活用されていない空き地を探し出し、その土地に合った活用法を所有者の方にご提案して売買する不動産業。営業、調査、営業事務、電話によるアポイント業務などの担当者が、協力し合いながら業務を進める職場です。
札幌市豊平区西岡1条3丁目10-9
TEL.011-854-7763

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