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お金の悩み 子どもの教育資金、みんなどうしてる?ママたちのリアルな準備状況を調査

2025年7月30日 公開

「教育費っていくらかかるんだろう…」「みんなはどうやって準備してるの?」子育て中のママなら一度は考えたことがある教育資金の問題。将来への不安を抱えながらも、具体的にどう準備すればいいか迷っている方も多いのではないでしょうか。今回は「しゅふきたママLife」で実施したアンケート調査の結果をもとに、子育て世代のリアルな教育資金事情をご紹介します。
※2025年7月に「しゅふきたママLife_Instagramストーリーズアンケート」にて調査。

9割以上のママが教育資金に不安を感じている

まず最初に聞いたのが「教育資金に不安はありますか?」という質問です。

※回答人数33名

なんと、9割を超えるママが教育資金に不安を感じているという結果になりました。これは多くのママが共感できる数字ではないでしょうか。

しかし、実際に準備しているのは…

※回答人数41名

不安を感じている人は9割なのに、実際に準備をしているのは6割弱しかいないという結果に。この差には「家計に余裕がない」「何から始めればいいかわからないなど」「忙しくて後回しに…」など、様々な理由が考えられます。

教育資金の準備は、早期スタートが主流

教育資金の準備を始める時期について聞いた結果がこちらです。

※回答人数35名

8割近くの方が0歳から準備を開始しています。早期準備のメリットとして、月々の負担が軽くなることや複利効果を最大限活用できることが挙げられます。

時代の変化を反映?貯め方は「投資」が最多!

「どうやって貯めていますか?」という質問では、以下のような結果に。

※回答人数33名

最も多かったのは「NISAなど投資」。「貯蓄から投資へ」という時代の変化を表していると言えるでしょう。

各準備方法の特徴を知ろう

教育資金の準備方法には、それぞれ異なる特徴があります。

NISAなど投資(36%)
メリット
・運用益が非課税
・インフレに対応しやすい
・長期運用で複利効果(利益の再投資による収益増)が期待できる

デメリット
・元本割れのリスクがある
・市場の変動に左右される
・金融知識が必要

学資保険(30%)
メリット
・確実に積み立てできる
・親に万が一のことがあっても保障される
・税制優遇がある

デメリット
・利回りが低い
・中途解約で元本割れの可能性
・インフレに弱い

貯蓄(27%)
メリット
・元本保証で安全
・いつでも引き出せる
・金融の知識が不要

デメリット
・金利が低い
・インフレで実質的に目減りする可能性
・計画的な積立が難しい場合がある

教育資金の準備を進めている社員にも聞いてみました!

より詳しい実態を知るため、「しゅふきた」を運営する北海道アルバイト情報社の社内でもアンケートを実施しました。
※2025年6月に、(株)北海道アルバイト情報社内アンケートにて調査。
アンケートに答えた9名の内、67%の7名が教育資金に不安があると回答。更に、その7名全員が教育資金の準備を進めていると回答しました。では、どんな教育資金の不安を具体的に感じているのでしょうか?
回答を見ると、最も不安を感じているのは、進学に関わる費用。さらに、「自分の身になにかあった時のリスク」、子どもの希望を叶えるため…と続きます。
また、1人あたり5.5件回答するなど、複数の不安を教育資金準備に感じていることもわかってきました。

続いて、教育資金の準備を始めた時期や準備している方法についての回答も見てみましょう。
当社社員のアンケート結果も準備を始めた年齢も0歳〜2歳が最も多く、「しゅふきたママLife」で実施したアンケート調査と同じく、早期に準備を始めている傾向が見られました。
更に、月々どれぐらい教育資金の準備にあてているか聞いてみたところ、15,000円〜30,000円以内との回答が。児童手当をそのままや、兄弟合わせての金額だったりはするものの家計内で無理のないところで準備を進めているようです。

どうやって教育資金の準備をすすめているの?

最後に、準備の方法についてと選んだ理由についても聞いてみました!
当社社員のアンケート結果でも、最も多かったのは「NISAなど投資」でした。また、複数の方法をかけ合わせて、準備をしている社員もいました!

なぜその準備方法を選んだの?

NISAなど投資を選んだ人の回答
「積み立てNISAを始めてみたく、ちょうど子供が生まれたタイミングで教育資金の準備を兼ねて始めました」
「一番返戻率が高いと考えたからです」
「早く取りかかることでお得に増やしながら資金を確保できると思ったから」
「増やしたいのでNISA、自分が死んだときのための保険」
貯蓄を選んだ人の回答
「使いたいときに使いたい分だけ引き出せるから」
「定期預金は最低限の金額を貯金し、NISAは変動があるため増えていけばいいなという願望も込めて」
複数の方法を組み合わせている人の回答理由
「学資保険が大幅に増えるわけではないと思ったのでタイミングが合ったジュニアNISAに預金を入れました。あとはあまり計画性はありませんが、少しずつ貯金です」
「積立は、児童手当をそのまま積立にできるので楽だったから。保険は、FPさんに進められたから」

まとめ:まずは調べることから始めましょう。

今回のアンケート結果から、多くの方が教育資金に不安を感じながらも、様々な方法で準備を進めていることがわかりました。注目すべきは、投資を活用した準備が主流になりつつあることです。ただし、「投資にはリスクもあるので心配」という声もあり、自分に合った方法を選ぶことが大切です。
教育資金の準備に「遅すぎる」ということはありません。少しでも不安がある場合は、まずは情報収集から始めてみませんか?将来の子どもの選択肢を広げるためにも、今できることから一歩ずつ進んでいきましょう。