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両立サポート 夏休み中のパートはどうする?子育てとの両立術

2025年5月20日 公開 / 2025年5月21日 更新

子どもたちにとって待ちに待った存在とも言えるのが夏休み。しかし、パートで働くママたちの間からは「仕事をどうする?」という不安の声も聞こえてきます。普段は学校や幼稚園に通っている子どもたちが長期間家にいることで、仕事との両立が難しくなるケースも少なくありません。今回の記事では、夏休み中のパート勤務について考えられる選択肢や、子どもの預け先の確保方法など、働くママが知っておきたい情報をまとめてご紹介します。

夏休み中のパート勤務、主な働き方の選択肢とは

子どもの夏休み期間中、どのようにパートの働き方を調整するか悩んでいる方も多いでしょう。一般的に考えられる選択肢は以下の3つです。

1. 通常通り働く
夏休みでも変わらず同じシフトで勤務を続ける方法です。子どもが一人で留守番できる年齢であれば問題ありませんが、小さなお子さんの場合は預け先の確保が必要になります。

2. 働き方を調整する
勤務時間を短くしたり、シフト日数を減らしたりして調整する方法です。職場の理解や柔軟性が必要ですが、子どもとの時間も確保できる働き方です。

3. 夏休み期間は休職する
職場の制度や環境によっては、夏休み期間だけ休職するという選択肢もあります。特に教育関連の職場では夏休み中の長期休暇が取りやすい傾向があります。

子どもと過ごす時間を確保するためにできる、働き方の工夫

どのような働き方を選ぶ場合も、夏休み中仕事を続けながら、子どもとの時間を確保するためには、職場の理解を得ることが重要です。そのための工夫をご紹介します。

早めの相談と計画が重要
夏休みのシフト調整を希望する場合は、できるだけ早めに職場に相談しましょう。多くの職場では、夏休み前にシフト希望を聞くことが一般的です。子どもの予定(習い事や旅行など)も含めて、計画的に休みを取ることが大切です。

シフト時間の調整を依頼する
勤務時間を短縮する、勤務日数を減らす、時間帯を「午前だけ」「午後だけ」にずらす…といった調整方法が考えられます。子どもの生活リズムに合わせた勤務時間への変更は、特に小さなお子さんがいる場合に効果的。職場によっては柔軟に対応してくれることもあるので、具体的な希望を伝えてみましょう。

お盆休みを活用する
職場によってはお盆期間(8月中旬)に休業日を設けています。この期間に有給休暇を組み合わせることで、まとまった休みを取りやすくなります。子どもとの旅行や帰省などの予定がある場合は、この時期を中心に計画を立てるとよいでしょう。

子どもの預け先を確保する方法

夏休み中も仕事を続ける場合、子どもの預け先の確保が重要な課題となります。年齢や地域によって選択肢は異なりますが、主な預け先として以下のようなものがあります。

学童保育(放課後児童クラブ)
小学生のお子さんがいる家庭では、学童保育の利用が一般的です。夏休み期間中は朝から夕方まで利用できることが多く、給食や昼食の提供がある施設もあります。ただし、以下の点に注意が必要です。

・利用には事前の申し込みが必要(多くの場合、4月頃に年間利用の申込を行います)
・人気の学童では定員に達している場合もあるので早めの確認を
・一部の地域では「夏休みのみの利用」を受け付けていない場合も

サマースクール・夏休み特別教室
学習塾や教室、カルチャーセンター、また図書館や公民館などでも、夏休み限定のプログラムを提供していることがあります。子どもの興味や夏休みの課題に合わせてプログラミング、英会話、スポーツ、工作など様々な種類から選べるのが魅力です。

・週単位や日単位で申し込める柔軟性がある
・送迎サービスがある場合も(別料金のことが多い)
・一般的に学童より費用は高め

ファミリーサポートセンター
地域の子育て経験者が子どもを一時的に預かってくれたり、送り迎えをしてくれるサービスです。事前に会員登録や面談が必要で、利用料金は地域によって異なります。例えば料金は30分350円(札幌市の場合)と比較的リーズナブルに利用できます。

・急な予定変更にも相談できる場合が多い
・育児経験者による預かりなので目が行き届く
・継続的な長時間利用になると費用負担が大きい

北海道内にもさまざまな地域にファミリーサポートセンターがあります。お住まいの地域のセンター情報は下記リンクからご確認ください。
シッターサービス
専門のベビーシッターやキッズシッターが自宅で子どもを見てくれるサービスです。費用は高めですが、子どもが慣れた環境で過ごせるメリットがあります。

・自宅での保育なので子どもの負担が少ない
・きょうだいがいる場合もまとめて見てもらえる
・事前面談で相性の良いシッターを選べる場合も

祖父母や親戚に頼む
近隣に祖父母や親戚が住んでいる場合は、預かってもらえるか相談してみるのも一つの方法です。子どもにとっても家族との時間が増え、良い思い出になる可能性があります。

・費用負担が少ない
・信頼できる人に預けられる安心感
・頼りすぎるとお互いに負担になる可能性も

夏休み中も働きやすい職場の特徴

最後に子育て中のママにとって、夏休み中も働きやすい職場の特徴をご紹介します。転職を考えている方は参考にしてみてください。

学校関連の職場
学校給食センター、学校事務、図書館など教育施設に関連する職場では、学校の長期休暇に合わせて休業期間があることが多いです。夏休み中は仕事がない、または大幅に減少するため、子どもとの時間を確保しやすくなります。
ただし、休業期間中は給与が発生しない場合もあるので、年間収入を考慮して選ぶことが大切です。
シフト制の柔軟な職場
飲食店やスーパー、コンビニなど、多くのスタッフで運営している職場では、夏休み期間中のシフト調整がしやすい傾向があります。特に学生アルバイトが多い職場では、夏休み中は学生の勤務時間が増えるため、主婦パートは融通が利きやすくなることも。
応募時に「子どもの長期休暇中のシフト調整は可能か」を確認しておくと安心です。
在宅ワークができる職場
データ入力、翻訳、ライティングなど、在宅でできる仕事であれば、子どもが家にいても仕事を続けられます。最近は一部在宅勤務を認める企業も増えているので、夏休み期間だけでも在宅勤務が可能か相談してみるのも良いでしょう。
ただし、小さな子どもがいる場合は集中して仕事ができない可能性もあるため、子どもの年齢や性格に合わせた工夫が必要です。

まとめ:子どもの成長と仕事の両立を考える

子どもの夏休み期間中の仕事については、家庭の状況や子どもの年齢、職場環境によって最適な選択肢が異なります。大切なのは、子どもの成長に合わせて柔軟に対応していくことです。以下のポイントを意識して、夏休み中も無理なく仕事と子育ての両立を目指してみましょう。

・早めの計画と職場への相談
・子どもの年齢や性格に合った預け先の確保
・必要に応じた勤務形態の見直し
・家族や周囲のサポートを上手に活用する

子どもにとって夏休みは貴重な成長の機会です。ワークライフバランスを大切にしながら、子どもとの思い出も作れる夏を過ごしましょう。

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