主婦の履歴書の書き方【学歴・職歴・資格】がわからない。

2020年1月6日公開 / 2024年10月3日更新

履歴書を書くなんて久しぶり！という方も多いのではないでしょうか。しかし履歴書の書き方を検索してみても、転職者向けのものが多く主婦向けのものはなかなか…。そこで「しゅふきた」では主婦パートに向けた履歴書の書き方のコツを、キャリアアドバイザーがアドバイス！今回は学歴・職歴・資格・趣味編です。

学歴は「中学校卒業」から書きましょう。

学歴だけで採否を決めることはほとんどないと思いますが、あなたがどういう人物なのかを判断する材料の1つになることはあるでしょう。また、面接中の会話もあなたを知る上で重要なポイント。出身校がそんな会話のきっかけになることもあるので、学歴は中学校卒業からきちんと書きましょう。

書ききれないほどあるバイト歴は、まとめて書いてもOK。

パートやアルバイトも立派な職歴なので、書けるならすべて書いたほうが良いですが、あまりに多い場合は「○○年○月〜○○年○月／運送会社での仕分け作業やイベントスタッフなど、短期のアルバイトを複数していました」など、まとめて書いても良いでしょう。また、応募先に関連する仕事（職種）を選んで書く方法もあります。

とにかく空欄を作らないのがポイント！「資格」や「趣味」、「特技」の欄も埋めましょう。

小学校のときに取った「珠算2級」なんて資格欄に書く必要ある…？なんて気持ちもわかりますが、空欄にするくらいなら書いたほうが良いでしょう。今時そろばんを使う仕事はほとんどないでしょうが、数字に強い印象を与えられるかもしれませんし、面接時の会話のきっかけになる可能性もあります。同様に運動系の資格なども書いたほうが良いですが、ただ「剣道○段」と書くよりも、「小学6年から4年間、剣道を習っており○段を取りました」などと具体的に書いたほうが親近感がわきますし、「体力がありそう」「礼儀作法が身に付いていそう」などの好印象につながるかもしれません。

無趣味なので趣味欄に書くことが思いつかないという方、休みの過ごし方を思い出してみて！

何も映画鑑賞やスポーツだけが趣味ではありません。たとえば「家でゴロゴロしながらテレビを見ている」だけだとしても、「時短料理や家事のコツなどを紹介するテレビ番組が好きで、得た情報を家事に取り入れたりしています」など、好きな番組について書いてみるのはいかがでしょう。また、趣味があっても「読書」「スポーツ」など一言で書くのではなく、「ミステリー小説が好きで、月に5冊は読んでいます。特に○○○○の著書が好きです」や「水泳が趣味で週に1〜2回スポーツクラブのプールに通っています。通い始めた頃は平泳ぎしかできませんでしたが、今はバタフライに挑戦中です」など、具体的に書くことによって人柄を伝えることもアピールの1つです。

しゅふきたスタッフより

久しぶりの履歴書作成、迷うところは多いと思いますが、丁寧に書かれた文字で、空欄なく埋められた履歴書は、それだけで好感度が上がるものです。形式にとらわれすぎず、とにかく空欄を埋めましょう！趣味や特技も特別なことを書く必要はありません。普段の生活や好きなことを思い出し、自分なりの言葉で表現してみてください