
▲ご自身にとって「最も栄養不足だった」頃の熊谷さん(ご提供画像)
ーご自身も出産を経験されてますね
カフェオープンの時と同じタイミングで結婚して、翌年に長男を出産しました。今は上の子が小学5年生、下の子が3年、どちらも男の子です。
ーはじめての子育てはいかがでしたか?
産後は家族に少し当たっちゃっていました。特に二人目の直後がひどくて、今でも夫と長男から「あのとき、ママ怖かったよね」みたいなことを言われます。そう言われると、まだまだ家族は出産のこと、お母さんの身体のことはわかってくれていないなと感じ、しっかり話をします。産後の栄養不足が原因で鬱っぽくなったり、イライラしたりする事実は、話をしなければなかなか理解してもらえないんですよね。私も体調が悪くクラクラしてしまった時期があって。栄養士として恥ずかしいことに、病院に行くと極端に鉄分が不足していると言われました。
ー子どもを出産しただけでも、交通事故並みのダメージと言われてますもんね…
全治8ヶ月のダメージがあると言われています。自分の栄養も赤ちゃんにプレゼントしていますから、ひどい栄養不足の状態で産後も赤ちゃんのことを一生懸命に見ているわけです。そんな状況で「2人目を考えよう」というのはかなり大変な話だと思います。まずは栄養と休養を!