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○○ママの好きなこと・大切なこと 実は両立にピッタリ?ママが出合ったタクシードライバーの仕事|金星自動車 吉田千夏さん

2025年8月29日 公開

金星自動車 タクシードライバー
吉田千夏さん

10歳男の子と3歳女の子を育てながら、金星自動車(株)でタクシードライバーとして活躍している吉田千夏さん。専業主婦から転身し、二種免許を取得してドライバーデビューを果たした千夏さんに、お仕事を始めたきっかけや子育てとの両立について詳しくお話を伺いました。

Contents

1.専業主婦からタクシードライバーへ転身!
2.運転に慣れたのは「お客様のやさしさ」に気付いたから
3.学校行事や急なお迎えも、自由に行ける環境に安心
4.子どもたちとの「報告会」に幸せを実感

専業主婦からタクシードライバーへ転身!

ー以前はどんなお仕事を?
20代の頃は不動産屋さんで営業を、その後は事務職のパートで2、3年くらい働いていたんですけど、下の子の妊娠を機にやめて、それから一昨年の10月まではずっと専業主婦でした。

ータクシーって、専業主婦だった方が働き始めるには珍しい選択肢ですよね…?
そうでしたね。私も「おじさんの仕事」というイメージだったので、正直求人を見るまでは今まで全く選択肢にありませんでした。当初は経験のある不動産業界で探したんですけど…土日祝日休みで、17時に退勤できる仕事っていうのがなくて。「どうしよう」と困ってた時に偶然、金星自動車とは別のタクシー会社の求人を目にしたんです。「育児と仕事の両立ができる」って書いてあって、「運転好きだし大丈夫かも?」って。

ー運転はもともとお好きだったんですね?
実家のある北見まで帰省する時も車で帰ったり、休みの日も友達と十勝まで行ってみたりとか、友達の間で運転係は常に私みたいな感じだったので、あんまり不安はありませんでした。でもそのタクシー会社は面接に行ってみると「土日や夜も出て欲しい」って言われてしまって…「それは難しい」って伝えたら、結局落ちちゃったんですよ。

ーあらら…
気を取り直して再び求人を見ていたら、金星自動車での募集を見つけたんです。ダメ元で話だけでも…と会社見学に行って、小さな子どもがいることや働く希望条件を言ってみたら「いいよいいよ!」とビックリするぐらい気さくな返事が返ってきて(笑)。「ここなら大丈夫そうだ」と安心して働くことを決めました。

運転に慣れたのは「お客様のやさしさ」に気付いたから

▲現在は配車アプリからのお客様が増加中。ドライバーが走行しながらお客さんを探す機会が減り、従来より働きやすくなっているそうです。

ータクシーの運転には免許がいりますよね?
「第二種自動車免許」というのが必要です。ですが入社後、会社のお金で教習所に通わせてもらって、2週間ちょっとで取得できました。しかもその間、出勤扱いで日当も貰える扱いです。お金も貰えて資格も取れるのは、なかなか恵まれてるなって感じました。

ー二種免許はどんな勉強をするんですか?
一般の運転免許よりもさらに深く勉強や練習をする感じです。交通ルールを細かく覚えたり、実技だと、すっごく鋭角な三角形をカーブするとか(笑)。あとはタクシーならではの「乗降」の練習もありました。お客さんが乗り降りする場所にちょうどよくブレーキをかけて、路肩との距離も大切に。歩道には寄せすぎても、離れていてもダメなんです。

ーなかなか難しそうですね…
と思ったんですけど、やってみると意外となんとかできるもので、一発で合格しました! 無事に免許をもらったら、次は会社での実習がありました。営業所の上司が助手席に乗って、実際に道路を走って練習するんです。だいたい1週間くらいだったかな? はじめはすごく焦ったんですけど、しっかりと教えてくれたので、安心できました。

ー念願のデビューの日はいかがでした?
はじめてのお客様はすごく優しいおばあちゃんでした。「今日初めてデビューしたんです」って話をしたら「大丈夫?ゆっくり行って」「道わかる?」って聞かれて。正直に「微妙です」って言ったら教えてくれました。めちゃくちゃ緊張して、普段通ってる道のはずなのに、どこ走ってるのか分からなかったです(笑)

ーお仕事に慣れるまでどのくらいかかりました?
半年くらいで慣れてきたかなっていう感じでしたね。はじめは「お客様から怒られたらどうしよう」とか「道を間違ったらどうしよう」とか変なドキドキがあったんですけど、「どのお客様もやさしい」と気付いてからは、肩肘張らず運転できるようになりました。

▲吉田さんの趣味はネイル。「オシャレが自由にできるところも嬉しい」と笑顔です。

学校行事や急なお迎えも、自由に行ける環境に安心

ータクシードライバーの面白さって?
普通に生活してたら出会わない人と出会えることですね。芸能人の方だったり、新聞記者さんだったり…その場限りですけど、いつも様々な方のお話が聞けるのは新鮮だなって。よく覚えているのがデビューして2、3ヶ月くらいの時に、アプリ経由で新千歳空港行きのお客様をお迎えした時のこと。行ってみたら芸能人の方で「千歳空港初めてなんです…」って言ったら、「大丈夫、大丈夫」ってゆっくり道を教えてくれて、とても優しかったんです。見る目が変わりました(笑)

ーもともとお話はお好きなんですか?
実はすごく人見知りなんですよね。あとお客様の中にも話したい人、話したくない人がいるので、はじめは判断が難しかったです。最近は天気の話題を振って、広げてくれたら話をする、短いお返事だったら話を続けない、と判断してます。

ーテクニックですね!女性ドライバーということで、お客さんの反応はいかがですか?
同性の方からは「女の人でよかった」「安心できる」って言ってもらえる機会が多いです。ちょっと嬉しくなっちゃいますね。

ー子育てとの両立は実際いかがですか?
休日は基本的にカレンダー通りのお休みで、土日祝日は必ずお休み。時間帯も希望を出して、朝は9時半に出勤、夕方5時に会社に戻り、6時のお迎えに間に合うようなシフトを組んでもらっています。ありがたいですね。

ー当初のお話通りだったんですね
もう一つ嬉しいのが、お昼の時間が自由に使えることです。子どもの参観日がある日は、自宅近くで運転をして、昼には家にタクシーを置いて学校へ向かい授業参観へ。終わったら、またタクシーに乗って仕事を再開する…みたいなこともできちゃうんです。あとは保育園から呼び出しがあった時も、会社に言えば「いいよいいよ!」って感じで、すぐに早退させてくれます。出社30分で帰ったこともありますよ(笑)

ーそれはママに安心ですね!
普通のパートだったら、急に帰るとなると代わりの人への引き継ぎやシフト調整とかあるじゃないですか。でもタクシーだったら、基本的に一人なので引き継ぎもなければ気づかいも必要ありません。気持ちの面でもすっごく楽になりました。
あと私の他にも現役で子育て中のママが5人ほど。子育てを終えたベテランの方も10人ほどいるので、何かあった時も相談できるのが本当に心強いです。

▲女性ドライバーを集めたランチ会も、会社として開催しています(ご提供画像)

子どもたちとの「報告会」に幸せを実感

ー子育てで心がけていることはありますか?
とにかく不機嫌にならないことです。子育てしてたら、イライラしちゃうことって絶対にあるじゃないですか。でも、イライラを家に持ち込んでも、子どもたちも迷惑だろうし、仕事に持ち込んでも、お客さんに迷惑をかけちゃう。だからなるべくイライラをどこにも持ち込まないように、発散するようにしています。発散といっても、お菓子を食べたりガムを噛むとか、ちょっとしたことですけどね(笑)

ー働き始めてから、子育てとの向き合い方も変わりましたか?
やっぱり専業主婦の時は、家にこもりきりでふさぎ込んじゃっていました。仕事を始めてからは、仕事は仕事、育児は育児とメリハリつけられるようになり、育児も楽しく向き合えています。仕事に慣れるまでは覚える事で精いっぱいで「子どものこと考えてなくていいの…?」と罪悪感を抱いたこともありましたけど、子どものことを考えない時間があるからって、可愛がっていない訳ではないんですよね。

ー確かに、そうですね
今は帰宅すると、子どもたちそれぞれが学校や保育園での出来事を話して、私もどんなお客さんとの出会いがあったかを話して…と会話が盛り上がるようになりました。あの時間が一番、子育ての幸せを感じてます。
ちなみに娘は最近、星のマークを見ると「ママのおしごと!」って言ってくれるんですよ。タクシードライバーの仕事は慣れるまで少し心配でしたけど、今は勇気を出して飛び込んでみて良かった…なんて実感しています!

ーありがとうございました!

金星ハイヤー タクシードライバー
吉田千夏さん

金星自動車株式会社 採用特設サイト:http://recruit.kinsei-group.jp/