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私のシゴト探しSTORY 主婦の仕事探しにまつわるさまざまなストーリーをご紹介。私のシゴト探しSTORY【小磯さんの場合】

2021年4月26日 公開

インタビューしたのは/小磯夏枝さん(37歳)
ご主人と1歳の息子さんの3人家族。子どもが1歳になり、2021年の年明けから新しいことを始めたい思いもあって、2020年末から仕事探しをスタート。土曜・日曜のみ営業している、マンション住民専用ベーカリースタッフの求人を見つけて働き始めたばかり。ご主人がお休みの週末に子どもの面倒を見てもらい、8:00〜13:00の時間帯だけ勤務。

週に1回、働きに出るだけでまったく気分が違うんです。切り替えできるから、平日の気分まで変化しました。

週末だけマンション専用のベーカリーで働き始めたところです。
2021年の年明けから働きたいと思っていたので、2020年の年末から仕事探しを始めました。子どもが1歳になったので、短時間のパートから始めたいと思ったんです。主人の仕事は土曜・日曜がお休みなので子どもの面倒を見てもらい、週末の短い時間だけ働ける仕事を探し始めました。そして「しゅふきた」で見つけたのが、今働いているマンション住民専用のベーカリー販売の仕事です。土曜・日曜の8時から13時勤務の仕事でしたから、まさに私の希望にぴったりで。ギリギリ掲載最終日に見つけたこともあり、すぐに間に合うかどうか電話で確認をしました。「応募者が多いために精査中なので、履歴書を送ってください」と言っていただけたので、すぐに送付したところ面接に進んで働けることになったんです。私の条件に合う仕事はほかに見つかりませんでしたし、応募者も多かったようなので、本当に運が良かったと思っています。仕事内容は、マンション内にある住民専用カフェベーカリーでの販売業務全般です。週末の朝からお昼過ぎまで、焼きたてパンが買えるカフェ併設のベーカリーなんですね。今は引き継ぎ中なので2名体制でやっていますが、基本はひとり。注文を受け、パン生地を焼いたり飲み物を用意したり、会計や予約の電話対応まで、すべてを担当する仕事です。一般的なカフェと違うのは、お客様が「住民の方のみ」という点でしょうか。
主人に子どもの面倒を見てもらえる、週末・短時間の仕事を探しました。
以前は正社員の事務として働いていました。商業高校を卒業したので、事務関係の資格を持っていたことも理由のひとつ。建材会社の一般事務、マンション管理会社の一般事務、工事現場の保安材を販売・レンタルする会社の営業事務を経験してきました。結婚したタイミングで、自分の働き方を見直そうと思って退職しましたが、次の仕事を探している間に妊娠・出産したので、1年間ほど子育てに専念していたんです。子育てメインで過ごしていた時期がコロナ禍と重なったこともあり、外に出る機会が激減しました。子どもの面倒を見ながらずっと家にこもる日々を過ごすうちに、「外に出たい」「人に会いたい」「家庭と仕事のバランスをとりながら働きたい」という気持ちがふくらんできて。子どもを保育園に預けないで済む範囲で働きたかったので、主人と協力しながら週末だけ仕事できたらうれしいなと考えていました。事務職しか経験していないので、せっかくならば新しいこと、接客の仕事がしてみたくなったんですね。事務職でも受付対応などで接客することもありましたから、経験が生かせたらいいなと思いました。とはいえパートの面接は初めてなので、わからないことばかり。正社員の就職活動の際はスーツを着て面接に臨んでいましたが、「パートの面接は何を着ていけばよいのだろう?」と戸惑うことから始まりました。ネットで検索してみると、どうやらスーツを着ていく人は少ないようで…。いろいろ考えた末、黒いパンツに白いワイシャツとカーディガンを着て面接に出かけました。主人と相談しながら書いた履歴書には、カフェの仕事に生かせそうだと思った過去の仕事や経験談を絡めて自己PR。例えば事務職の際に経験した「金銭管理」のこと、マンション管理会社で身につけた「入居者様への対応」は、「立場が変わっても新しい仕事に役立つと思う」といった具合に記入してみたんです。前日には、主人を相手に模擬面接練習までして。入室してから退室するまで準備しないと、失敗しそうで心配だったんです。
何が良かったのかわかりませんが、面接当日のことをふり返ってみると…。
「受かったと思う理由」ですか?それは、まったくわからなくて…。じつは週末しか私が動けないこともあって、会社の方に面接日をずらしていただいたんです。面倒なお願いをしてしまったので、むしろ難しいかなと思っていました。当日にやったことをふり返ってみると、事前にチェックした会社のホームページを出力して持っていきました。出す機会はなかったのですが…。そういえば、面接時に「ご主人が、ひとりで子どもの面倒を見ていて大丈夫ですか?」「早起きになるけれど大丈夫ですか?」といったことを質問された気がします。「主人は子どもが大好きなので、むしろ親子ふたりの時間を楽しんでいます」「子どもが小さいので生活サイクルができていますから、少しくらいの早起きは問題ありません」と答えたと思います。無意識ではありましたが、訊ねられたことに対する「はい」「いいえ」以外の情報を、ほんの少しだけプラスしていたかもしれません。あとは会社のことに関する面接官のお話しを、じっくり伺ったことを覚えています。今はまだ前任の方から引き継ぎ中ですし、子育てしながら少しだけ働く生活がスタートしたばかり。いずれ子どもが幼稚園や小学校に上がれば、きっと家庭の生活スタイルも変わっていくのだろうと思います。その時々で家庭と仕事のバランスを考えながら、私なりの働き方を見つけていけたらいいですね。

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