「働きたい主婦（夫）のためのお仕事説明会in旭川」密着レポート

説明会の会場は、市中心部の旭川地場産業振興センター。小雨が降りしきる、あいにくの天気でしたが、入口付近には早くから開始を待つ人たちの姿が見られました。午前9時45分に開場。参加者は受付カウンターで配布された「コミュニケーションシート」を手に場内へ向かいます。これは自分の連絡先を記入する用紙で、企業説明を聞いた後、先方とつながるきっかけなどにするために任意で提出します。場内に用意されたテーブルは、シートにペンを走らせる人たちですぐいっぱいになりました。
午前10時、説明会スタート。会場には、スーパーマーケット、飲食店、介護事業所、クリーニング店、コンビニエンスストアなど、主婦が働きやすい職場環境を整えている参加企業がブースを構えています。今回は時間を区切らず、参加者が自由にブースを訪れるシステム。複数の人が集まった時点で説明が開始されます。担当者は「主婦の経験が生かせる仕事です」、「ほとんどのスタッフが初心者からスタートしています」と熱を込めて“働きやすさ”をアピール。パソコン画面に仕事の流れを映し出したり、取り扱っている商品を配布したりする企業もありました。面接ではないという気楽さもあってか、参加者は仕事内容や休みの取り方など、気になったことをどんどん質問しています。
午後1時30分に閉会。会場を後にする方からは「コミュニケーションシートを2枚提出した」、「子育てとの両立は難しいと思い込んでいたが、実はそうでもないことがよく分かった」などの声が聞かれ、実りの多い説明会であったことが伺えました。

参加企業の担当者より