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○○ママの好きなこと・大切なこと 元保育士ママが見つけた、自宅サロン×ライフプランナーという、ちょうどいい働き方|いまいのどかさん

2026年5月22日 公開

よもぎ蒸しNoya
ヘルスケアライフアドバイザー
いまいのどかさん

自宅でよもぎ蒸しサロンを営みながら、生命保険会社のライフプランナーとして働くいまいのどかさん。十数年続けた保育士のキャリアを経て、体調不良をきっかけにWワークという新しい働き方を実践しています。小学4年生と1年生の女の子を育てながら自分らしい働き方を模索してきたのどかさんに、これまでの経緯やWワークのリアルについて詳しく伺いました。

Contents

1. 自宅サロンならではの癒し時間を提供。
2.「森のようちえん」で変わった価値観。
3. 「健康とお金」は、誰も教えてくれない。
4. お母さんが笑っていることが、子どものためになる。

自宅サロンならではの癒し時間を提供。

ーよもぎ蒸しとはどんなものですか
よもぎやハーブを煮出した蒸気を、下から体に当てて温めるものです。よく「冷えは万病の元」って言いますが、よもぎ蒸しはその「冷え」を、芯からじっくり温めてくれます。

ーご自宅がサロンなんですね
自宅サロンならではのゆったり感も特徴です。よもぎ蒸しは30分くらいのお店が多いんですけど、うちは45分かけて、着替えとかお茶の時間も含めると1〜2時間くらいのゆとりを持っています。

ーカウンセリングやアドバイスも?
そうですね。最初のカウンセリングで体質チェックをしながら、その人に合ったハーブのブレンドや食事の助言もおこなっています。開業してから薬膳に関する資格も取得して、東洋医学も勉強したんです。例えば、腎が弱っている時は黒いものを摂るといいとか。こうした知識が増えてから、温めるだけじゃなくて知識としても何かお渡しできるようになったのが、すごく楽しいですね。あとはカンタンな手相占いもやってますよ。

ー多彩ですね!
サロンに来てくれる方のお悩みって人間関係・健康・お金の3パターンなんですよね。私はWワークでライフプランナーもやっているので、その3つにちょっとずつ関われているのが、今の自分にはすごく合っている感じがしています。

「森のようちえん」で変わった価値観。

ーいまいさんは元々、どんなお仕事をされていたんですか
20代から10数年間、札幌で保育士をやっていました。でも考え方を変える出来事があって。

ーどんな出来事ですか?
長女が生後1ヶ月の頃、夫の転勤で旭川に引っ越すことになったんです。引っ越してすぐに出合ったのが隣町の「森のようちえん」でした。スーパーで偶然貼り紙を見つけて、飛び込みで見学に行ったらガラリと考え方が変わったんです。

ー行動力がすごいですね(笑)
旭川に知り合いが少なかったので、育児サロンやママサークルに片っ端から顔を出していたんです(笑)。「森のようちえん」は森や川といった自然で遊びながら、生き生きと個性をはぐくむというあり方。これまで保育士として働いてきた中で、みんなで同じことをする「一斉保育」のあり方にずっとモヤモヤしていたんですけど、子どもが自然体で遊ぶ姿を目の当たりにして「これだ!」と思ったんです。

ーなるほど
そこで保育に関することだけじゃなくて、自分の健康や生き方に関しても考え方が変わったんです。例えば体調不良が起きた時に、薬だけに頼るんじゃなくて、人間の本来持つ治癒力で整えていくとか。ちょうど長女がアトピーやアレルギーを発症したタイミングでもあったので、その経験がよもぎ蒸しや東洋医学につながる原点になったんです。

「健康とお金」は、誰も教えてくれない。

ーそこからよもぎ蒸しに出合ったのは?
次女の出産を経て5年ほどで札幌に戻って、再び保育園に勤め始めたんですが、その時に体調をかなり盛大に崩してしまって。ドクターストップで4ヶ月ほど働けなくなったんです。今思えば2児の子育てで疲れていたのもありましたし、裸足でいる時間やプールの時期で「冷え」が貯まってしまって、それが積み重なっていたんだと思います。そこで何か自然の力で体を整える方法はないかと調べていたら、よもぎ蒸しに出合って。とりあえず道具を買って自分でやってみたのがはじまりでした。

ー開業を決めたのはなぜですか
4カ月間で、自分の働き方をじっくり考えてみたんです。子どもが小さくて両立に悩んでいるとはいえ、パートだと休んだら収入が入らないし、周りにも迷惑がかかってしまうのも気がかりになる。あと本当は子どもが大好きで、一緒にいろんなところへ行きたいのに、長期間休むのってどうしても難しいじゃないですか。であれば、自分でやってみる道しかないなって思ったんです。

ーよもぎ蒸しだけでなく、保険会社のライフプランナーの仕事も同時に始めたのはなぜですか
体を壊して気づいたのが、「健康」と「お金」って誰も教えてくれないなっていうこと。人生でかなり大事なことなのに、義務教育でも学ばないし、意識しないと誰も教えてくれないじゃないですか。であれば、自分がキチンと学んで伝えられる人になろうって思って、この二つをほぼ同時にスタートさせたんです。

ーWワークをやってみて、良かったと感じることはありますか
よもぎ蒸しは自宅サロンなので、一人でずっとやっていたらかなり孤独になると思うんですよね。一方のライフプランナーは企業から業務委託を受ける形で、個人事業主ではあるんですけど、同世代の仲間たちとみんなで勉強したり一緒に動いたりする環境があって。「一人じゃない」っていう感覚がすごく大きいんですよね。

ー収入面での安心もありますよね
そうなんです。だからサロンで急に予約キャンセルが入った時も、全然ヘコまないです(笑)。自分自身も2人の子育てでキャンセルは仕方がない…という感覚なので。お客さんにも最初から「お互い様ですよ」って伝えていて、そういう心の余裕も、Wワークならではのメリットだと思っています。

お母さんが笑っていることが、子どものためになる。

ーこれまでの子育てで大変だったことは?
次女が生まれてすぐの頃かなあ。元保育士というプライドもあって「テレビを見せない」「寝る前は必ず絵本を読む」「ご飯も手作りする」とか、上の子が2〜3歳になるまでは理想の育児をガチガチに頑張りすぎていたんですよね。でも無理がたたって、下の子が生まれた瞬間に急激にキャパオーバーになっちゃって…。それまでほとんど怒ったことがなかったのに、声をあげてしまったり、疲れてご飯を雑にしてしまったりと、理想通りにいかず葛藤した時期でした。

ーどうやって解決したんですか?
やっぱり「森のようちえん」で教えられたことが大きいですね。同じ園のママ達が「そういう葛藤も含めて子育てだからね」と教えてくれて。一見素敵な暮らしをしているように見えるお母さんたちも、実は同じように悩んでいるって知って「私だけじゃないんだ」って。

ー最後にママたちへ、メッセージをお願いします
サロンをやっていて感じるのは、自分を後回しにしているお母さんがすごく多いということ。私自身も体感しましたが、お母さんの気持ちや表情は直接子どもに伝わってしまうと思っていて。やっぱりママが笑顔でいるのが子どもにとっての一番だと思うんです。まずは自分を温める、大事にすることから始めて、笑顔の時間を取り戻して欲しいですね。私はそのために少しでもお手伝いができたら、嬉しいです!

ーありがとうございました!

よもぎ蒸しNoya
ヘルスケアライフアドバイザー
いまいのどかさん

Instagram:@noya__yomogi