
▲PRマンガに比べ、ストーリーマンガの自由度の高さに悩むことも多いという餅本さん。「お客様がいる以上、自分が描きたいだけでは成り立たないので、常に読者の姿を想像しています」
ーご自身が子育てで苦労した経験は?
「向いてないなぁ」なんて思う時はあるんですけど、周囲に恵まれているおかげでなんとかやっているつもりです(笑)
ー作品にはママに向けた応援も込められていますよね
私が伝えたいのは「ママは幸せであれ」というメッセージです。シングルマザーの恋愛って、大っぴらに言えない雰囲気がありますけど、ママだからって女性として生きてはダメ、なんてことはないじゃないですか。子どもの幸せと自分の幸せ、どちらも叶えた姿を描きたいなと思っています。
ー素敵なお話ですね
とはいえ当初は掲載後どうなるかな、と内心ヒヤヒヤしていました(笑)。シンママがクズイケメンに出会って恋に落ちる…なんて、正直「子育てに専念しろ!」なんて言われかねない、ちょっと炎上しやすそうなテーマじゃないですか。私のメッセージが伝わっていたようで、安心しています。
ー「しゅふきたママLife」読者に向けてもメッセージをお願いします
これから復職する方、パートをはじめようと思う方でしたら、とにかく自分が楽しく働ける場と出会えることを祈っております。子どもは楽しく働くママの姿を見て育つと思うし、将来楽しい仕事を選べることにも繋がるかもしれません。
ー餅本さんは楽しく働かれてますもんね
確かに“仕事”という感覚が少ない働き方だと思います。これからも、少しでも好きなことを楽しみながら生きていきたいです。
ーありがとうございます!