
▲活動をスタートした時は千葉県にお住まいで、関東圏のお家の片付けを手がけてきたそうです。
ー活動をはじめるまでのお話を。昔からお片付けが好きだったんですか?
いいえ、実は大人になってからなんです。実家の母がなかなか物を捨てられないタイプで、その影響からか夫婦喧嘩も多い家庭でしたし、私も思春期になると母との関係性が悪くなってしまって。大学4年間はほとんど家出して、当時の恋人の家に転がり込んで暮らしていました。本当にすさんだ生活を送ってて、食べ残しもそのまま置いてあるような「汚部屋」です(笑)
ー今の上品なお姿からは全く想像がつかない…
整理整頓なんて「意識の高い人」のやることだと思い込んでいました(笑)。きちんとお片付けするようになったのは、社会人になって、職場で出会った夫と2009年に結婚して、子どもが生まれてからのことです。
ーなぜですか?
夫が転勤族で、辞令が出たら2週間ほどで引っ越ししなければいけないんですけど、育児しながら、子どもの幼稚園の転園手続きや作業をしなければならなくて。そうなると、いつでも引っ越しできるよう準備しておくのが最大の対策になるんですよね。あと、東日本大震災の半年後、まだ余震の続いている仙台に転居したことがあって、防災の観点からもキチンとお片付けするようになったんです。とはいえ当時の考え方はまだ「いかに詰め込むか」。今とは全く異なる考え方でした。
ー本格的に目覚めたのはいつから?
10年ほど前、たまたま整理収納アドバイザーのお片付けのセミナーに行ってみたんです。するとお片付けとは「物との付き合い方を見直すこと」だと知って、衝撃を受けて。実践していくと、本当に心が入れ替わったかのように毎日心地よく過ごせるようになりました。その後、整理収納アドバイザーの資格を取って、「もっと多くの人に伝えたい」とブログやSNSで発信を始めていくと、次第に「片付けに来てほしい」と呼んでいただくようになって、あっという間に今に至るという印象です。